タクシードライバーの勤務形態は「隔日勤務」「日勤」「夜勤」「定時制」の4種類

もくじ

タクシードライバーの勤務時間について、長いイメージをもっていませんか?
実はタクシードライバーの勤務形態は、「隔日勤務」「日勤」「夜勤」「定時制」の4種類あります。

夜は苦手だから昼間だけ乗務したい
とにかく稼ぎたいから、夜だけ乗務したい
年金生活で時間があるからバイトとして働きたい

など、それぞれのタクシードライバーの事情で、いずれかの勤務形態で乗務しています。

この中でも、勤務時間の長いのが「隔日勤務」です。ただ、その代わりに休みが1か月に、約19日もあります。

このページでは、4種類それぞれの勤務形態について、特徴を解説します。

隔日勤務

タクシーの勤務形態で最も多く採用されているのが隔日(かくじつ)勤務です。

隔日勤務とは「1回の乗務で2日分勤務して、翌日休みとなる勤務形態」です。つまり簡単にいうと、「1日おきの勤務」になります。

勤務日数は、月に11~13回です。1ヶ月の勤務が12乗務の場合は、休みが19日となり、とても多いです。これは隔日勤務の特徴といえます。下記の出勤表は、月12乗務の例です。

隔日勤務の乗務時間は、タクシー会社によって違いますが、たとえば「朝6時に出勤して、翌2時に帰庫する」などの場合が一般的です。

隔日勤務は、1日の拘束時間が、原則21時間以内と法律で決められています。1日の拘束時間とは、実際の勤務時間と休憩時間などを合わせた時間です。また、勤務終了後は、次の勤務まで、20時間以上の休息が必要です。

都市部などのタクシー会社では、24時間体制でシフトを組んでいる会社があります。

ただ、1人のタクシードライバーが24時間勤務することは、法律で厳しく禁止されています。
そのため、タクシー会社は、ドライバーの勤務時間をずらすことで24時間体制にするのです。タクシー会社によって勤務時間など詳細は異なります。

タクシー会社が組む、24時間シフト勤務の例
ドライバーAさん:朝6時~翌2
ドライバーBさん:
7時~翌3
ドライバーCさん:8時~翌4
ドライバーDさん:9時~翌5
※各、ドライバーとも、休憩3時間含みます。隔日勤務は、勤務時間が長く不規則です。特にタクシードライバーになりたての人は、精神的にも体力的にも疲れることが多いです。

深夜または朝方に帰宅後すぐに、ぐっすり眠れれば良いのですが、すぐに目が覚めてしまう人がいます。タクシードライバーはお客様の命を預かる仕事のため、睡眠不足は避けたいものです。

とはいえ、これはタクシードライバーになりたての人だけに限らず、私のタクシードライバーの同僚にも何人かいました。その同僚に睡眠不足にならないための対策方法を聞いたところ、「2度寝をすること」と言っていました。

「帰宅後に、2、 3時間眠り、その後は起床して、お昼過ぎに再び2、 3時間眠る」という方法で、私の同僚は何年もこのスタイルでタクシードライバーとして勤めていました。私は帰宅後すぐにぐっすり眠れたので昼頃に起床する生活でした。

隔日勤務の休日

隔日勤務の休日は、タクシードライバーの生活スタイルに合わせて、さまざまな休日の過ごし方をしています。

1ヶ月の勤務が12乗務の場合は、休みが19日あります。さらに3連休もあるため、その前後にある1乗務を休むと、5連休を取ることも可能です。そのため、家族サービスや勉強、趣味に時間を使うことができます。中には副業をする人もいます。

また、1日中同じ姿勢のため、腰痛が職業病ともいえます。腰にコルセットを巻いて乗務するタクシードライバーもいるくらいです。

そして運動不足も避けられません。そのため、私の同僚のタクシードライバーは、運動不足を解消するため、休みの日に1時間ウオーキングをしていました。

ちなみに、私の運動不足解消法は、「自宅近くの市民プールで水中ウォーキングをすること」でした。水中ウォーキングは、全身に負荷がかかるにもかかわらず、腰に負担をかけません。特に腰痛持ちの人にはおすすめです。

日勤

次に日勤を解説します。日勤は「昼勤」ともいわれ、一般の会社勤務と同じく朝から夕方までの勤務形態です。

日勤は主に、女性のタクシードライバーや年配のタクシードライバーが乗務することが多いです。

1回の勤務時間は、朝7:00~16:00(休憩1時間含む)などの8~9時間で、1ヶ月の乗務回数は22~24回です。下記の勤務表は、日勤24乗務の例です。

日勤は、1ヶ月の拘束時間が299時間までとされいます。1日の拘束時間は、13時間以内を基本として、最大16時間以内と法律で決められています。また、勤務終了後は次の勤務まで、8時間以上の休息が必要です。

夜勤

タクシーの勤務形態で最も稼げるのは、「夜勤」です。その理由は、1日で最も稼げる深夜の時間帯に毎日乗務できるためです。

ただ、「昼夜逆転の生活スタイル」になるため、人によっては体質的に難しいことがあります。私は夜型だったこともあり個人タクシーでは夜専門で営業していました。そのため、朝に寝て昼に起きる生活スタイルでした。

夜勤の勤務時間は、8~9時間で、1ヶ月の乗務回数は22~24回です。
例として、17:00~翌2:00のような時間帯の勤務します。下記の勤務表は、夜勤24乗務の例です。

夜勤は、日勤と同じく、1ヶ月における拘束時間の上限が299時間となっています。1日の拘束時間も同じで、13時間以内を基本として最大16時間以内と法律で決められています。また、勤務終了後は、次の勤務まで8時間以上の休息が必要です。

定時制

タクシー業界で定時制の勤務とは、「パートやアルバイト」を意味します。

主に、年金受給者や女性タクシードライバー、時間に空きがある人などが乗務しています。勤務回数は「隔日勤務の乗務員の2/3以下とされ、月に8乗務以下」と決められています。日勤や夜勤の場合は、16乗務以下となります。

定時制の場合、労災保険の加入や有給は付きますが雇用保険や社会保険の加入は適用外です。給料は、通常の乗務員と同じ水準となっています。

出勤日や勤務時間については、タクシー会社によりますが、事前に決める必要があります。また、私が勤務していたタクシー会社では、通常勤務の乗務員が休みなどの理由で、タクシーが空いてしまうときに、定時制の乗務員に出勤日を変更してもらい乗務の依頼をするケースもありました。

会社によっては定時制を採用していない場合や、「ほかの仕事との兼業は禁止」というところもあります。定時制で勤務したい場合は、「タクシー専門の転職サイト」の無料相談で確認することをおすすめします。

まとめ

タクシードライバーの勤務形態を解説しました。タクシードライバーよって、勤務のスタイルは変わります。紹介した勤務形態を参考に、タクシードライバーへ転職する前に、どの勤務スタイルが自分に合うかを、考えてみてください。


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