タクシー未経験者が会社選びで失敗しないための5つのポイント。東京版

もくじ

タクシー未経験で、タクシードライバーへ転職を考えていても、何を基準に会社選びをすればいいのか悩んでしまうことが多いんです。

ハローワークや多くの求人媒体を見ても、どの会社も変わらないように思いませんか?
おまけに東京都内(23区・武蔵野市・三鷹市)には、タクシー会社が約350社もあります。

これでは何を基準に会社選びをすれば良いのか分からなくなるのは、仕方ありません。

タクシーの給料は、ほとんどの会社が歩合給です。多くの人は「歩合率が高くて稼げそうだから」という理由だけで会社を選んでしまい、入社してから「こんなはずじゃなかった…」と後悔してしまうことが多いです。

そこでこのページでは、未経験者が「タクシー会社選びで失敗しないためのポイント」を解説します。

タクシー会社を選ぶには、5つのポイントがある

大手タクシー会社を選ぶ

良いタクシー会社を選ぶポイントの1つが、「大手タクシー会社を選ぶ」ことです。
東京都内で大手タクシー会社といえば、「大和自動車」「日本交通」「帝都自動車」「国際自動車(km)」の大手4社を指します。

この大手4社の特徴として、「福利厚生が整っている」「給与が高い」「教育・研修制度が充実している」などが挙げられます。

大手タクシー会社の給与は、都内のタクシードライバーの平均年収が約440万のところ、大手の場合、未経験でも入社1年目から400万以上を稼ぐことが可能です。

では、なぜ未経験で稼ぐことができるのでしょうか?

まず、「単価の高いタクシーチケットがある」という点が挙げられます。
タクシーには、「タクシーチケット」というものがあります。

タクシーチケットとは、「タクシー会社が、企業などと契約して発行したチケット」のことです。タクシーチケットは小切手のように、料金を後払いで精算できるようになっています。

大手タクシー会社の場合、一般利用客の平均単価は約1,500円です。これに対してチケットを利用するお客様の場合、平均単価は約6,000円です。大手のチケットは高単価であることがわかります。

また、大手のタクシー会社には「専用のタクシー乗り場」があることも高収入を得やすい理由です。
大手4社には、会社ごとに専用のタクシー乗り場が存在します。主に都内のオフィスビルやホテル、病院など、タクシーを利用するお客様が多いエリアに配置されています。

専用乗り場だけで月の営業ノルマを達成することは厳しいですが、確実にお客様を乗せることができ、初心者でも最初から売上を伸ばしやすいです。

さらに大手のタクシー会社は、教育・研修制度が充実しています。会社によって研修内容は違いますが、主に「運転技術」「接客マナー」「地理」について基礎からしっかり教えてもらうことができます。

特に未経験者の場合、「道がわからないけど大丈夫かな?」と不安に思っている人が多いです。しかし大手タクシー会社の場合、手厚い教育・研修制度があるので、心配する必要はありません。
以上のような体制が整っているため、未経験でも仕事に取り込みやすいです。

ただし、大手には、デメリットもあります。

そのひとつは「歩合率が低いこと」です。中小のタクシー会社では歩合率が、おおよそ60~65%ほどです。これに対して、日本交通では62%、ほか3社は59%程度です。歩合率だけを見ると、日本交通以外の3社は低めです。

また、「ルールが厳しいこと」も、大手のデメリットといえます。

大手は、売上げや勤務時間がが厳しく管理されています。

例えば、大手タクシー会社は帰庫時間(仕事を終えて、会社の車庫にタクシーを入れる時間)の遅れに厳しいです。タクシードライバーの労働時間は、「21時間以内」と法律で決められているため、会社に帰庫する途中で、お客様が手を挙げていても乗せることはできません。

仮にお客様を乗せて営業所に戻る時間が遅れたら、「始末書」が待っています。
大手は体制が整っている分、勤務する上でのルールも厳しいのです。

大手でなければ「優良ランク」のタクシー会社を選ぶ

大手のタクシー会社は、未経験者向けですが、規則が厳しく窮屈に感じてしまう人もいます。この場合、中小の「優良タクシー会社」を選ぶ選択肢もあります。大手より福利厚生や研修制度などは劣りますが、規則が緩めで自由に働きやすいです。

都内には、タクシー会社をランク付けで評価する「タクシー評価制度」というものがあります。この制度で「優良ランク」とされている会社を選べば、大手でなくても比較的良い収入を得やすいです。

タクシー評価制度の基準は、「接客・サービス」「安全・運行管理」「経営姿勢」の3点で、その質によって「優良ランク」「Bランク」「Cランク」がランク付けられます。

100点満点中76点以上が優良タクシー会社です。優良タクシー会社のタクシーには、フロントガラスに「優良」のステッカーが貼られています。

また、優良ランクに評価されたタクシー会社の車両だけが乗り入れできる、「優良タクシー乗り場」が存在します。
主に羽田空港や主要駅、銀座地区など、都内12エリア20ヶ所に設置されています。

一定の評価を受けたタクシーだけが乗り入れできるため、安心感を求めて利用するお客様は多いのです。
このように、「優良評価」受けている中小のタクシー会社を選ぶのも1つのポイントです。

高収入を狙うなら「都心に近いタクシー会社」

稼ぎやすいタクシー会社を選ぶには、「都心に近い会社」を選ぶと良いです。タクシーを利用するお客様は都心に多く、売上げを伸ばしやすいためです。

また、都心に近い会社なら、朝にタクシーを出庫して、すぐにお客様を乗せることができる可能性があります。逆に都市部から離れていると、都内までの移動時間がロスになってしまいます。

決められた勤務時間内で少しでも効率よく稼ぐには、お客様が多い都市部が有利なのです。

「通勤しやすいタクシー会社」もおすすめ

働きやすさを重視するなら、「通勤しやすい会社」を選ぶのもおすすめです。

タクシードライバーは、ほとんどの場合、朝に出勤して深夜に仕事を終えます。つまり長時間勤務が多いため、通勤しやすい方が良いのです。

管理人がタクシー会社を選んだときには、条件のひとつとして「マイカー通勤ができること」を挙げていました。理由は、「勤務を終えてから、すぐに帰宅して休むことができるから」です。

実際、管理人が勤務していた会社から自宅までは、マイカーで20分ほどだったので、通勤のストレスがありませんでした。

マイカー通勤が希望なら、事前にマイカー通勤が可能か、タクシー会社に確認する必要があります。

なぜなら地方のタクシー会社ではマイカー通勤が当たり前ですが、都市部など一部のタクシー会社では、駐車場の場所が足りず、車通勤ができない営業所もあるためです。

ちなみに電車通勤の場合、深夜に仕事が終わると終電に間に合わないことがあります。この場合は電車が動き出す時間帯まで、営業所の仮眠室で仮眠を取ってから帰宅します。中には浴場がある会社もあるため、こうした職場なら汗を流してから帰宅することもできます。

万が一の事故補償があるかどうかを確認

タクシードライバーは、いつ事故や故障などのトラブルに遭遇するかわかりません。
そのため「事故補償の制度があるかどうか」を確認することは、会社選びで非常に重要なポイントです。

事故補償制度とは、「万が一事故を起こしてしまったときに、修理に掛かる費用の一部を会社が補償してくれる制度」です。事故補償は「事故に対して最大〇%まで補償」「最大〇万円まで補償」のように記載されていることが多いです。

補償内容は、会社の基準によって異なり、物損や人身、過失の有無など、損害の大きさで補償金額が変わります。

管理人が勤務していたタクシー会社は、事故を起こしても会社が全て保証してくれました。
ただ、事故補償がない会社では「事故補償はないけれど、歩合率が高い」ケースがあります。

「とにかく稼ぎたい人」には良いように思えますが、事故を起こしてしまったり、巻き込まれてしまったときのリスクが大きいため覚悟が必要です。

また、一般的な自動車保険(任意保険など)は、どの会社も加入していますので安心ですが、万が一事故を起こしてしまったときに備えて事故補償制度がある会社を選ぶことは、とても大切です。

まとめ

未経験者が、タクシー会社を選ぶとき、給料を重視することは多いです。しかし安心して長く働くには、サポート体制が整っている会社を選ぶことも大切です。

良いタクシー会社を探すなら新聞の求人やハローワークより、「転職エージェント」の利用をおすすめします。転職エージェントは「自分に合う求人を紹介してくれて、就職活動のサポートをしてくれるサービス」で、最近は多くの人が転職するときに使っています。

ただ、一般的な転職エージェントは、タクシーの求人をあまり扱っていません。管理人も登録したのですが、あまり良い会社がありませんでした。

そこで見つけたのは「タクQ]というサービスです。タクQは「タクシー会社へ転職に特化した転職エージェント」です。大手タクシー会社や稼げるタクシー会社などを紹介してもらうことができ、入社後もサポートを受けることができます。利用は無料なので、まずはスタッフへの相談も兼ねて気軽に登録してみることをおすすめします。

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