20代の転職にはタクシー運転手がおすすめの理由
20代でタクシー運転手をしていると、「若い運転手さん珍しいね」なんてお客様から言われることがあります。
年配者が多いタクシー業界で、20代の運転手はほんの一握りですのでこのような事を言われるのは仕方ないです。
ですが、20代の運転手が年々増えているんです。

その理由は、高齢化で慢性的な人手不足が深刻なタクシー業界は、新卒者や若手を積極的に採用して業界の若返りをはかっているためです。
もう一つは、タクシー運転手の仕事は、ワークライフバランスがとりやすいということ。
つまり、仕事とプライベートの両方を充実することができるのですね。
選べるタクシー運転手の働き方
タクシー運転手の働き方はおもに下記の3つ。
- 1回で2日分を勤務する「隔日勤務」
- 朝から夕方までの「昼日勤」
- 夕方から翌朝までの「夜勤」
この中からあなたのライフスタイルに合わせて働き方を選ぶことができます。
たとえば、隔日勤務の場合。
勤務時間は朝7時に会社を出庫して深夜2時に帰庫するイメージ。
これを月に11~13回、事前に決められたシフトで勤務します。
一回の勤務時間は長いですが月の半分が休みになるのでプライベートの時間が確保しやすいのが特徴です。
頑張った分だけ給料に反映するシステム
タクシー運転手の給料は、どれだけ稼いだかで決まる歩合制です。
なので、頑張れば頑張った分だけ給料に反映するシステムです。
また、平均月収が同世代と比べて高いというデータがあります。
東京都のタクシー運転手の平均月収は、379,200円。
新卒平均月収は、206,700円です。
あくまでも平均なので、前後することはありますが頑張った分だけ収入に反映されるのは魅力的ですよね。
業界未経験でも安心して働きやすい環境
業界未経験でも安心して働けるように、ほとんどの会社で研修制度を設けています。
「接客が初めてなんだけど」、「運転に自信がない」、「地理が不安なんだけど」など、タクシーに関する様々なことを一から教えてもらえます。
また、タクシー運転手に必要な「二種免許」も条件付きですが会社負担で取得することができるので安心ですね。
IT活用で稼ぎやすい環境
これまで、お客様を乗せるためには「この時間帯は○○に行けはお客様がいる」のように経験値が売り上げを左右していました。
しかし、現在はお客様がスマホのアプリでタクシーを予約してお客様の一番近い車両が配車されお迎えに行くものが普及してきています。
ほかにもAIタクシーです。
これは過去のデータに基づいて、この時間帯はココにお客様がいる確率が高いとタブレットで教えてくれる画期的なシステムです。
まだ全てのタクシーがこのようなシステムが使える訳ではありませんが、今後普及していけば業界未経験であってもお客様を獲得しやすくなります。
こんな20代にタクシー運転手の仕事がおすすめ
20代でタクシー運転手の職に就いて、
- 仕事とプライベートの両方を充実したい
- 将来やりたいことのために資金を貯めたい
- タクシーを続けていずれは個人タクシーを開業したい
このような方には、タクシー運転手の仕事がおすすめです。
まとめ
タクシー運転手の仕事はワークライフバランスがとりやすい職種です。
また、タクシーの仕事を夢のための足掛かりにするのもいいでしょう。
20代と言えば、まだまだいろんなことに挑戦できる年代でもあります。
あなたのライフスタイルに合わせてタクシー運転手への転職を検討してみてくださいね。