将来は個人タクシー!個人タクシーになるための資格要件を元個人タクシー運転手が解説

もくじ

「個人タクシーになるにはどうしたらいいの?」
「どんな資格が必要?」
「どれくらい資金が必要なの?」
タクシー運転手になるからには、いずれは個人タクシーになりたいと思う方もいるでしょう。

ただ、「タクシー運転手になればすぐに個人タクシーになれる」という事訳にはいきません。

個人タクシーになるには、最低10年以上の経験が必要になんです。

ほかにも運輸局が定めた年齢や運転経歴、自己資金法令、法令・地理試験などの審査基準を満たさなければなりません。

そして、すべての審査基準をパスして商売道具になる車両の両サイドにあなたの名前が表示された「個人○○タクシー」で初めて開業となります。

そこでこのページでは、「個人タクシーになるために必要な資格要件」と「個人タクシーの魅力」を解説していきます。

個人タクシーとは

個人タクシーとは、運輸局の許可を得て「個人タクシー事業の経営者」になるという事です。
これまで会社がやってくれていた下記のようなことを自己管理で行わなければなりません。

  • 車両維持
  • 運行管理
  • 申告業務
  • 財務管理
    など。
    例えば車両維持には、「燃料費」、「年に1回の車検に加え3か月ごとの定期点検」、「修繕費」、「保険」、「税金」、「車両のローン」など、車両を維持するためにはこれらが必要になります。

個人タクシーになるためには

個人タクシーになるには、2通りの方法があります。

  • 新規許可:新規で許可を受ける
  • 譲渡譲受:現在個人タクシーの許可を受けている事業者から事業を譲り受ける

個人タクシーになるための資格要件

個人タクシーになるためには、運輸局が定めた一定の審査基準を満たさなければなりません。
まずは、基本の資格要件は下記のようなものになります。

  • 年齢:65歳未満であること
  • 運転経歴:タクシー、ハイヤー等の経験が10年以上であること
    トラックなど、自動車の運転を職業とした期間が20年以上であること
  • 無事故無違反:申請日以前に3年間、無事故無違反であること
  • 試験:法令、地理試験に合格すること
  • 事業資金:200万円以上

※法令・地理試験の試験内容はこちらを参考にしてください。

運転経歴は年齢によっても要件が変わってきます。

ほかにも個人タクシーのなるためには、「健康状態及び運転に関する適性」も審査されます。
健康状態では、医療機関で「胸部疾患、心臓疾患及び血圧等」に係る診断を受ける必要があります。
運転に関する適性では、指定の機関で「運転に関する適性診断」を受けることが決められています。
いずれも、「個人タクシーの営業に支障がない状態」を審査されます。

個人タクシーの魅力とは

個人タクシーのなるためにはどのような資格要件が必要かわかったところで、個人タクシーにはどのような魅力あるのでしょうか。

  • 売上げが100%自分の稼ぎになる
  • 自分の好きな車両を選べる
  • 好きな時間にマイペースで働くことができる
  • 働き次第で大きく稼ぐことができる
  • 75歳まで働くことができる

売上げが100%自分の稼ぎになる

法人タクシーでは、売上げに対して50~60%が給料に反映しますが、個人タクシーになればすべて自分の稼ぎになります。
ただし、そこから燃料費など、必要経費が掛かります。

自分の好きな車両を選べる

個人タクシーになれば自分の好きな車両を選ぶことができます。個人タクシーの中には、ベンツやBMWなど高級車を導入している事業者もいます。

最近では、燃費重視でハイブリッド車を導入している事業者も多いです。ちなみに管理人はクラウンを導入していました。車好きの管理人にとっては大きな魅力の1つです。

好きな時間にマイペースで働くことができる

個人タクシーは好きな時間にマイペースで働くことができます。法人タクシーは1勤務の拘束時間が21時間以内、最高限度が365キロ(関東)と国土交通省で決められています。

それに対して個人タクシーは、1ヶ月に2日、定休日を定めることが決められている以外は基本的に自由ですので自分に合った働き方ができるんです。

管理人は「夜専門」で営業していましたが、事業者によって「昼間だけ」、「忙しい時間帯だけ」、「年金をもらいながら小遣い稼ぎにちょこっと」なんて事業者もいます。

働き次第で大きく稼ぐことができる

また、働き方次第で大きく稼ぐことできるのも個人タクシーの魅力です。

個人タクシーは「1人1車制」ですので稼ぐには限度がありますが、年間1千万円以上稼ぐ事業者がいます。このような事業者の多くは長距離を乗ってもらう顧客を持っています。

それには、グレードの高い車両を導入し、顧客管理をしっかり行いビジネスとして確立して
います。

75歳まで働くことができる

個人タクシーは75歳まで事業を継続することができます。

もちろん健康であることが必須条件ですが、仮に50代で個人タクシーを開業しても長く働くことができるのも個人タクシーの魅力です。

まとめ

個人タクシーになるには最低10年以上の経験、資金面では200万以上が必要になります。
それ以外にも一定の審査基準を満たさなければなりません。
また、法人タクシーと違い、個人タクシーになればすべての事を自己管理のもとで行わなければなりませんが、とてもやりがいのある仕事です。
今は漠然としたものかもしれませんが、10年後にはタクシー車両にあなたの名前が表示された「個人○○タクシー」をめざしてみませんか。


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